「ひと手間で売上アップ!楽天サイト改善(2)効果的な画像の使い方」タイトル

2011年10月 通販新聞社 月刊「ネット販売」連載記事バックナンバー

携帯電話を「通販ツール」に進化させるプロフェッショナル育成講座 タイトル ビジネス感度を高めで受講のこと

連載◆80時間目
「ひと手間で売上アップ!楽天サイト改善(2)効果的な画像の使い方」

皆さんこんにちは。飯野です。今月は楽天携帯サイト改善の第2弾として、「画像」に着目していきます。実際に商品を手に取ることのできない通販では、画像が命です。皆さんわかりきっていることだと思いますが、この画像をおろそかにしている携帯サイトが多すぎます。楽天の限られたテンプレートの中でも、工夫できることはたくさんあります。目指すのは、お客様をまるで実際のお店を自由に見て回っているような感覚にさせること。そんな効果的な画像の使い方を勉強していきましょう。



複数の画像を合体させ、1枚でたくさん見せる

図1)複数の画像を合体させて1枚の画像にする

楽天の携帯サイトでは、表示できる画像の点数が限られています。1枚の画像に1種類の商品画像しか載せていない状態では、情報量が全然足りません。ご自分がお店で商品を手にとったときのことを考えてみてください。360度とは、言わないまでもいろいろな角度から商品を眺めたり近いバリエーションを探したりすると思います。携帯サイトでも同じで、理想は360度の写真を載せたり、類似バリエーション写真を載せることです。 しかし、楽天では画像掲載の点数が限られていますので、コツが必要になります。ここで使いたいテクニックは、1枚の画像の中に、複数の角度から撮った商品画像や、色違いなどのバリエーションを「合体させて」入れる方法です(図1)。画像の中には、角度を変えるだけでなく、特徴的な細部の拡大画像も入れると良いでしょう。

商品画像とテキストは一緒に表示する

図2)商品画像とテキストの配置

もう一つの画像表示のコツとして、携帯で画面を開いた時に、一つの画面の中で商品画像とテキストが一緒に見えるようにする方法があります。商品に関する説明のテキストを入れたい場合、画像とテキストを同時に見られる位置に配置します(図2)。複数の画像を「合体させて」画像を作ると長くなりがちなので、適度なところで切って見やすくする必要があります。

店舗TOPには取り扱い商品が分かる画像を

図3)店舗TOP画像の見せ方

楽天で買い物をするお客様は、まず検索から商品にたどり着くパターンがほとんどで、店舗TOPから入っているパターンはほとんどないと思います。しかし購入しようとした場合は、TOPに行き、お店の顔(正体)を見る行動をとります。そのためTOPが見づらかったり画像が無かったりすると何のお店か分らず、せっかくの購買の機会を逃してしまいます。いくつかのTOPを見ていると、商品詳細ページは作りこんであるのに、TOPでは何を売っているのか分からないサイトが少なくありません。そのようなことにならないために、TOPでも画像を活用します。お勧めは、取り扱い商品をまとめた画像を表示させる方法です(図3)。ここでも、複数の画像を「合体させる方法」を使います。また、画像の上にはテキストで簡潔に取り扱い商品について紹介すると良いでしょう。この画像でお店の印象が決まります。また、店舗TOPを開いた時に画面をスクロールせずに見られる「ファーストビュー」の枠の中に納めることも重要です。紹介テキストが長すぎたり、画像の上に余計なテキストがあったりすると「ファーストビュー」からはみ出してしまい、訴求力が落ちるので注意するようにしましょう。

商品に合った背景色にする

背景色も画像と同じくらい重要です。楽天携帯サイトでは背景色の変更が可能ですが、目立てばいい、カラフルであればいい、という訳ではありません。取り扱う商品によって背景色を考慮する必要があります。例えば、食品を扱うサイトの場合、赤や青などの濃い色は食品がおいしそうに見えませんので避けましょう。薄いピンクやベージュなど、薄い色であればほぼ問題ないでしょう。特に、黄色やオレンジといった暖色系は食欲を増進させる効果があります。逆に、若い女性向けの洋服などのサイトであれば赤やピンク、青などのインパクトの強い色を背景色に使ったほうが合う場合もあります。背景色については、楽天の人気店や、キャリア公式サイトになっているような大手サイトは優れたデザインのものがありますので、自社と取り扱い商品が似ているサイトを探して参考にしてみると良いでしょう。
背景色に関連して、文字色も重要です。たまに、背景色と文字色が似ているために同化してしまい、文字が読めなくなっているサイトを見かけます。文字色を設定したら、これも必ず実機で確認してみてください。できれば機種の違う複数の端末で確認できればベストです。携帯は、機種によって見え方が違うからです。

商品の説明にも画像を活用する

図4)商品説明のための画像

商品の寸法、「着丈」、「身幅」などの専門用語、これらは文章だけでは一般のお客様には伝わりにくいものです。そのような場合も画像を使うと伝わりやすくなります(図4)。特に、アパレル製品の場合は、実際の商品の寸法を指すのか、体の寸法を指すのか分かりにくいので、図で説明するのが効果的です。そうすれば説明不足による返品やクレームも防ぐことができます。また、家具などの場合は「幅80×高さ100×奥行40…」のように数字をただ並べるだけでは、感覚的にどのくらいの大きさなのかを理解することができません。人のイラストなどを横に表示すると、お客様にイメージが伝わりやすくなります。小物であれば、タバコのケースなどを横に表示すると良いでしょう。


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飯野勝弘プロフィール

飯野勝弘プロフィール

日本IBM㈱にて法人営業後、大手通販会社の通販部門責任者を経て、 ㈱MTI(ジャスダック上場企業)執行役員モバイルコンテンツ事業部長として、公式コンテンツ300サイト以上の立ち上げを経験。現在㈱モバイルコマース代表取締役として、全国の通販企業の携帯サイトコンサルティング業務を行う。
主業務に携帯サイトの設計企画、3キャリアへの公式承認代行(完全成功報酬制)、サイト開発、運営、売上UPコンサルティング、セミナー等 幅広く活動中。毎月4キャリア(ドコモ・KDDI・ソフトバンク・ウイルコム)へ通販企業様の公式サイト提案を行っている。数社のIT企業役員も兼務。


連絡先:東京都世田谷区用賀2-38-14 青木ビル 4階
電話03-3700-5259



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