「こうすれば売れる!携帯サイトの見せ方(3)-商品一覧-」タイトル

2008年7月 通販新聞社 月刊「ネット販売」連載記事バックナンバー

携帯電話を「通販ツール」に進化させるプロフェッショナル育成講座 タイトル ビジネス感度を高めで受講のこと

連載◆41時間目
「こうすれば売れる!携帯サイトの見せ方(3)-商品一覧-」

皆さんこんにちは、飯野です。“売れる”サイトのポイントの紹介も今回で3回目になりましたが、皆さん、試していただけましたか?全部をやらなくてもいいので、何か一つでも試して効果が出てもらえれば幸いです。

最近のショッピングサイトは、ぱっと見、ほぼ全て3G端末向けに作られていますが、第二階層以降はどうでしょうか。TOPページにはどのサイトも力を入れていると思いますが、検索やカテゴリなど、商品一覧ページの表示に、どれだけのサイトが気を使っているでしょうか。

今回のテーマは「商品一覧」です。検索結果や新着商品、特集…など、ショッピングサイトでは商品一覧があらゆるところで使われます。お客さんを買う気にさせるかさせないかは、この商品一覧の見せ方にかかっているといっても過言ではないのです。



商品画像の表示/非表示

サイトで扱う商品の内容によって、適切な表示方法は変わってきます。まず、本やDVD、CDなど、見た目よりも中身を重視して選ばれる商品の場合。サイトAの例を見てください。商品画像は、検索で一番上にヒットした商品のみ表示し、2位以下の商品は表示していません。書籍などある程度絞り込んだ検索の場合、似たような商品が出てくることは多いので、画像を一つだけ表示するというのは適切な方法だと思います。2位以下の表示では、商品名と作者、価格など、必要な情報のみシンプルに表示しているため、全体が比較しやすくなっています。

逆に、ファッションやアクセサリーなど見た目を重視する商品を扱うサイトでは、また違った表示方法が必要です。サイトBの例を見てください。これはファッションサイトで、商品一覧に画像がない例です。ちょっと見た目が寂しいですね。どんな洋服なのかが次の階層へ行かないとわかりません。この一覧を見て、お客さんは買う気になるでしょうか?なりませんね。ファッションサイトの場合、商品一覧での画像表示は必須です。3G端末のみに対応しているサイトでは、サムネイルを表示し、1ページに5~10の商品を見せることができます。画像を表示することで、ファッションサイトなら、商品名や価格を読むより、はるかに見やすく瞬時に商品を見ることができ、格段に買いやすくなります。2Gまで対応しているサイトなら、画像の表示/非表示を切り替えられるようなリンクをつけて、パケット代をかけたくないユーザーにも対応すると親切です。ただ最近は、携帯でショッピングをするユーザーのほとんどはパケット定額制に入っており2Gユーザーはほとんどいないので、画像表示をデフォルトに設定することをおすすめします。

チェックボックス

あると便利なのがチェックボックス機能です。主に書籍など複数の商品をまとめて購入される機会の多いサイトにおすすめです。中身を見なくても、タイトルや価格だけで購入を決めることの多いこういった商品は、チェックボックスにチェックを入れてまとめて買い物かごへ進ませて、コンバージョンアップにつなげることができます。ちなみに、洋服などサイズやカラーの詳細を見ないと購入に進めないサイトでは、この表示方法は向いていません。あくまで適切に、購入までの導線を短くすることが大事です。品切れや在庫のない商品には、チェックボックスを非表示にすることもお忘れなく。

真新しい機能を入れると、ユーザーが使いにくいのではないかと思われるかもしれませんが、本当に使いやすい機能ならユーザーは必ずついてくるはずです。こういった機能は大手の公式サイトがいろいろと工夫されているようなので、是非研究してみることをおすすめします。

並べ替え

(例)サイトA (例)サイトB

検索結果が何十件も表示されるサイトの場合、並べ替え機能は必須です。新着順、安い順、高い順、評価順…など、項目はいくつかあったほうが良いでしょう。サイトAのようにプルダウンで表示させたり、リンクで項目を表示させて、クリックすると並べ替えされた状態で表示するようにもできます。並べ替えの項目を表示する際、初期設定が何になっているかもわかるように表示しましょう。サイトAの例では、「新着順」が初期設定となっていることがわかります。

絞り込み

絞り込みも必須の機能です。特に、カテゴリ検索などある程度商品を特定しての商品一覧ではなく、フリーワードなどカテゴリをまたいで商品を一覧化する場合、ほぼ必ず、そこから絞り込まないと目当ての商品にたどり着けないからです。絞込みの項目が数個なら、商品一覧と別ページにせずに、プルダウンなどで選ばせる手もあります。詳細検索のように細かくしたいのであれば、別ページに設けるようにします。また、絞り込んだ後に商品一覧を表示する際、何で絞り込んだのかがわかるよう、絞込みの項目名も上部に表示するようにしましょう。

まとめ・・・必ず効果測定を

今回紹介した内容は、ひとつだけでなく複数のパターンが考えられる表示であったり、項目であったりしました。サイトに反映する際は、必ず効果測定を行うようにしてみてください。色々なパターンを試してみて、どのパターンが最も購入率が上がるか、しっかり計測するようにしましょう。せっかく手間をかけてサイトを構築するわけなので、ただ作って終わりではなく、そこからデータを取って、さらに次の改善策へとつなげていくことが大切です。



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飯野勝弘プロフィール

飯野勝弘プロフィール

日本IBM㈱にて法人営業後、大手通販会社の通販部門責任者を経て、 ㈱MTI(ジャスダック上場企業)執行役員モバイルコンテンツ事業部長として、公式コンテンツ300サイト以上の立ち上げを経験。現在㈱モバイルコマース代表取締役として、全国の通販企業の携帯サイトコンサルティング業務を行う。
主業務に携帯サイトの設計企画、3キャリアへの公式承認代行(完全成功報酬制)、サイト開発、運営、売上UPコンサルティング、セミナー等 幅広く活動中。毎月4キャリア(ドコモ・KDDI・ソフトバンク・ウイルコム)へ通販企業様の公式サイト提案を行っている。数社のIT企業役員も兼務。


連絡先:東京都世田谷区用賀2-38-14 青木ビル 4階
電話03-3700-5259



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